今回このユニットでスピーカーシステムと作ろうと思ったキッカケは、弊社が毎回出展している「真空管オーディオフェアー」でのFostexさんの展示試聴ブースで一聴した時からでした。
試聴の時間を重ねる毎に「いつかはこのユニットを使って、、、。」と心に大きく残った体験でした。
そんなタイミングに親しくしているお客様からシステムを新しくしたから是非お越しになりませんか?
とのお誘い。
こちらは弊社blogなどでアップした異次元の試聴体験。
使われていたユニットが「W400A-HR」 もう圧倒的な低域の押し出し感なのにポンポンと何のストレスも無くゆとりが有り、微細な表現で奏でながら速い。
この夢のような体験をしてから、ふと我に戻ると。
W400A-HRの弟分である「W160A-HR」を使った2WAYシステムを益々創りたくなってしまいました。
そして清水寺から飛び降りる気持ちでユニットを手配。
※高級ユニットですからね。
しかし実際に手に取ってユニットの細部を見ると、至るに拘りの作り込みが見て取れて惚れ惚れするほど。
この値段は成る程 納得。
さて、それではキャビネットのデザインは如何しようか?
温めていた数パターンのディテールをこのユニットのキャラクターと弊社なりの奏で方に合わせるような感じの外観デザインに出来ればと。
「上手く纏まりますように。」と願いを込めながら、デザインスケッチから図面へと落とし込む。
シンプルにかつ一目で弊社製だと分かるような造りを取入れて。
※SNS等ではデザイン・ディテールアップロード済みですが、市販化に向けて 「このシステム」への弊社の想いを綴っていきます。
~~~ つづく ~~~