② カタチをデザインする。
先ずはこのユニットのキャラクターと性能を上手く引き出せるようなデザインイメージへ。
弊社保有技術の成形合板を各所に使い、イメージを整えてアプローチしてみました。
(弊社の商品開発は、先ず最初にカタチのデザインイメージからアプローチする方法で進めます。)
ここで以前から数点トライしてみたいデザインディテールを取入れてみました。
まずバッフルの拘り。
弊社お得意の曲げを使ってバッフルを曲面に、厚さは30mm。ここは意匠とともに十分な剛性を持たせました。
そしてユニット取付部を45度の面取りをしてサウンドウエーブチューブ風に
曲げに対して平面の加工を施すと、微妙な卵型に積層面が表現され 意匠面はウォールナット
それからの積層接着はカバ・ブナを交互に積層する構成にすることにより、綺麗な積層面とコントラストを出す意匠にしてみました。
バックキャビネットもカバ・ブナ構成を取入れ背部に向かって流れるようなすっきりとしたデザインに。
デザインではバッフルを主に主張させて、背部はスッキリとしたデザインに纏めてみました。
さぁ試聴へ。